SuccocoPon の 「AI 返信スタイル指示 (自分用)」 欄に、自分の書き味を 一言で書いておくと、AI が生成する下書きが自分らしくなります。 このページは、その書き方に迷ったときの参考集です。難しい prompt engineering の知識は不要、 日常語で大丈夫です。
書き味の指定は、つぎの 3 点 + 1 点で考えると失敗しにくくなります。 全部書く必要はなく、思いつく所だけでも十分です。
迷ったら、まずこのうち 1 つをコピペして少しだけ書き換えてみてください。
「自分が言いたいニュアンス」が日常語で出てこないときに、下から借りてください。
| そのまま書ける指示 | 伝わる意味 |
|---|---|
| ていねいだが、かしこまりすぎない | 礼儀は保つが、堅苦しさは抑える |
| やわらかいが、回りくどくしない | クッション表現は使うが冗長にしない |
| 短めで、結論から入る | 先に要点を提示し、その後に補足する |
| 温かいが、距離を詰めすぎない | 親しみは出すが、なれなれしくしない |
| お詫びは誠実に、言い訳っぽくしない | 責任回避に見えないようにする |
| 専門用語は必要最小限 | 非専門家にも読める文面にする |
| 相手を急かさないが、次の行動は明確にする | 配慮と前進の両立 |
| 社内向けなので少し口語で | 文章をやや軽くする |
| 率直だが、きつくしない | はっきり伝えるが攻撃的にしない |
| メールらしい定型感は残す | 文頭・結びのメールらしさを維持する |
「〜しないで」だけで終わると、AI は代わりに何をすべきか判断できません。代わりにどうするかもセットで書くと、出力が安定します。
| NG 例 | 弱い理由 | 言い換え例 |
|---|---|---|
| いい感じにしてください | 具体性がない | ていねいで温かく、短めにしてください |
| 失礼のないように | 基準が曖昧 | 取引先向けなので、かなり丁寧にしてください |
| 普段の私っぽく | AI に判断材料がない | やわらかいが、結論は早めです |
| ちゃんとして | 何を指すか不明 | 件名付き、2 段落、敬語で整えてください |
| 催促っぽくしないで | 禁止だけで代替がない | 急かさず、状況確認として自然に聞いてください |
| 絶対にやさしく | 強い制約すぎて他条件と衝突しやすい | 基本はやさしく、ただし結論は明確にしてください |
典型的なシーンごとの、短い入力例と、そこから期待される返信のイメージです。 指示そのものを書く参考にしてください (シーン自体を毎回書く必要はありません。 ここの目的は、書き味指示の粒度感を掴むことです)。
| 用途 | 書き味指示の例 | 期待される返信のサンプル |
|---|---|---|
| 取引先の日程調整 | 取引先向け。ていねいで温かく。短め。結論から。 | ご連絡ありがとうございます。来週水曜 15 時で承知しました。 当日はどうぞよろしくお願いいたします。 |
| 社内の承認返信 | 社内向け。少し口語。要点先行。二文で。 | 確認しました。こちらで進めて問題ありません。 必要があれば夕方までに補足します。 |
| お礼メール | 温かく、少し余韻あり。短すぎない。 | 昨日はお時間をいただき、ありがとうございました。 いただいたお話を踏まえて、こちらでも整理を進めます。 |
| お詫びメール | 誠実。言い訳しない。かなり丁寧。 | ご連絡が遅くなり、申し訳ありません。確認に時間を要しておりました。 本日中に改めて詳細をご共有いたします。 |
| 断りの返信 | 角を立てない。理由は簡潔。代替案を入れる。 | せっかくお声がけいただいたのですが、今回は見送らせてください。 もし来月以降でもよろしければ、改めてご相談できればうれしいです。 |
| やんわり催促 | 急かしすぎない。淡々と。やわらかく。 | 先日の件、その後ご状況いかがでしょうか。 差し支えなければ、ご予定だけでもお知らせいただけますと助かります。 |
| 採用候補者への返信 | 丁寧。安心感。透明性。ややフォーマル。 | ご応募ありがとうございます。現在、順次選考を進めております。 結果は来週中を目安にご連絡いたします。 |
| 顧客サポート | やさしい言葉。安心感。箇条書き可。 | ご不便をおかけしています。まずは、以下の二点をご確認ください。 解消しない場合は、こちらで追加対応いたします。 |
| 上司への状況報告 | 簡潔。結論先行。装飾なし。 | 本件、先方の確認待ちです。現時点の懸念は納期のみで、その他は想定通り進んでいます。 |
| 目上への相談 | かしこまり。配慮多め。少し長め。 | お忙しいところ恐れ入ります。ご都合のよいタイミングでご確認いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
| 仲の良い同僚への返信 | 親しみやすい。少しくだける。軽さあり。 | ありがとう、助かった。これでなんとか間に合いそう。また詰まったら相談させてください。 |
| 依頼を受けた確認返信 | 丁寧。前向き。短め。 | 承知しました。内容を確認のうえ、明日中にご連絡いたします。 |
書き味は、つぎの属性を組み合わせて書くと、思った通りに近づきます。 全部入れる必要はなく、気になる項目だけで OK です。
| 属性 | 選択肢例 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 丁寧さ | カジュアル / ていねい / かなり丁寧 / かしこまり | かなり丁寧で、敬語は崩さない |
| 口語 / 文語 | 口語寄り / 標準 / 文語寄り | 口語寄りで、自然な話し言葉に近づける |
| 長さ | 一文 / 短め / 標準 / 丁寧め | 短めで、最大 3 文まで |
| 雰囲気 | 中立 / 温かい / 前向き / 落ち着いた / お詫び寄り / 喜び寄り | 落ち着いた雰囲気で、感情表現はひかえめ |
| 専門用語の量 | やさしい / 標準 / 専門的 | 専門用語は最小限。意味の補足を入れる |
| 伝え方の直接性 | やわらかい / バランス / 率直 | やわらかいが、結論は明確に |
| 軽さ・ユーモア | なし / ひかえめ / 少し | 軽さは不要、フォーマル寄り |
| 形 (フォーマット) | 段落 / 結論先行 / 箇条書き / 件名付き / 定型メール調 | 結論先行、必要なら箇条書き 3 項目まで |
| 記号・絵文字 | 使わない / 控えめ / 許容 | 絵文字や ! は使わない |
スタイル指示には、なるべく 属性 (印象や構成) を書き、 個人を特定するような情報や繊細なデータは避けてください。
| 気をつけたいこと | 推奨 |
|---|---|
| 個人情報 (氏名・連絡先・住所など) | スタイル指示欄には書かない。下書きの本文側で必要な所だけ参照する。 |
| 病歴・健康情報などの要配慮個人情報 | 原則として AI に渡さない。文体指示の文脈で書く必要は通常ない。 |
| 他人そっくりの文体模倣 | 「○○さんっぽく」のような特定個人名での完全模倣は避ける。 「温かい」「率直」など 属性 で書く。 |
| 「若い女性っぽく」など属性指定 | 性別・年齢・国籍などに基づく指定は避ける。 「明るい」「簡潔」「落ち着いた」など 文体属性 で。 |
| 契約・補償・期限など法的に重い内容 | AI 下書きをそのまま送らず、必ず人が確認してから Gmail で送信。 SuccocoPon は自動送信を行いません。 |
実務には向きませんが、息抜きに 1 回だけ試してみたくなる例を集めました。 飲み会の話題用、Slack の小ネタ、AI の性格の幅を体感する用にどうぞ。送信前の確認はくれぐれもお忘れなく…。
| スタイル指示 | こうなる予定 |
|---|---|
| 全部関西弁で、テンション高めに | 「ほんま助かりますわ〜!ほな水曜 15 時で行きまひょか!」 |
| 戦国武将口調。語尾は「〜でござる」 | 「承知でござる。水曜 15 時、馳せ参じる所存でござる」 |
| ハードボイルド探偵風。短く、影のある一文で | 「了解した。水曜 15 時、そこへ行く。雨が降っていなければな」 |
| 俳句調。返信は必ず五七五で締める | 「承知です / 水曜 15 時 / お待ちします」 |
| 哲学者風。本題の前に必ず存在についての一文を入れる | 「会議とは、未来の自分との約束である。承知しました…」 |
| ラーメン屋の頑固店主風。短く、ぶっきらぼうに | 「水曜 15 時、来な。以上。」 |
| シェイクスピア風。やたらと比喩を入れる | 「あなたのご提案は、霧深き朝に差し込む一筋の光のごとし…」 |
| 取扱説明書風。手順番号 1, 2, 3 で返信 | 「1. ご連絡を受領 2. スケジュールを確認 3. 水曜 15 時にて承諾」 |
| 絵文字てんこ盛り。文末すべてに 3 個 | 「承知しました 🙌✨🎉 水曜 15 時で行きましょう 🚀🔥💪」 |
| 必ず 3 語以内で返す | 「了解。水曜行きます。」 |
| 客室乗務員風。常に安全と丁寧さ優先 | 「お問合せ誠にありがとうございます。水曜 15 時、心よりお待ちしております」 |
| 取材記者風。返信の最後に必ず追加質問を 1 つ | 「承知しました。ところで、当日の議題は最終確定でしょうか?」 |
| RPG の村人風。重要情報は太字で言いたがる | 「冒険者よ、その用件 **承った**!次の地は **水曜 15 時** だ!」 |
| ポエム調。改行多めで余韻たっぷり | 「承知しました、と / 静かに頷きました、その水曜の / 15 時に。」 |
| 司会者風。必ず「さて、」で始める | 「さて、ご連絡ありがとうございます。水曜 15 時でお願いします!」 |
※ あくまでおまけ。実際にクライアントに送らないようご注意ください。 保存したあとは「デフォルトに戻す」感覚で、シンプルな指示に書き直しておくのがおすすめです。
この欄に書いた内容は、AI に下書きを依頼するたびに自動で添えられます。 いつでも 設定画面 から変更できます。