はじめまして。SuccocoPon を開発している、スタジオスプーンの中村明史と申します。
私はふだん、東京の制作会社で Web サイトや UI のデザイン・実装を仕事にしています。 その仕事のなかで、1 日の大半を Slack の中で過ごします。 クライアントとのやり取り、社内の議論、ファイル共有、議事録 — 気がつくと ぜんぶ Slack のスレッドで完結している、そんな日常です。
ところが、メールだけは Gmail を開かないと進まない。 Slack のスレッドで「あのメール、こう返そうか」とチームで話していても、 いざ返信を書く段になると Gmail にタブを切り替えて、書いて、また Slack に戻る。1 日に何度も行ったり来たり。ちょっとした作業のはずなのに、 毎回そこで集中が途切れる感覚がありました。
もう一つずっと気になっていたのが、AI に返信を任せきりにすることへの不安です。ChatGPT に下書きを頼むこと自体はとても便利だけれど、 生成された文面を「これでいいや」と確認せずに送ってしまうのは違う気がしていました。 クライアントワークは、相手の名前で送られる一行一行に責任が生じる仕事だからです。
そこで、ふだん自分が無意識にやっている「メールを誰かと相談しながら返信する」流れを、そのまま Slack に持ち込めるツールを作ってみました。 受信メールを Slack のスレッドに流して、AI が下書きを提案して、必要なら社内で軽く相談して、Slack 上で編集して、Gmail の下書きフォルダに保存する。
そして肝心の 「送信」は、必ず Gmail を開いて自分の目で確認してから送る。SuccocoPon が代わりに送信することはありません。最後のチェックは人間が責任を持つ ところであるべきだと考えているからです。
このツールを、制作会社の「クライアント対応業務」全般を、もう少しだけ楽にする仕組みに育てていきたい — それが SuccocoPon のいまの目標です。
Slack の中で、チームで眺めて、相談して、AI と一緒に下書きを練って、人が確認して送る。 そんな自然な体験を、もっと多くの制作会社の方に届けたいと思って、日々 少しずつ改良を重ねています。
気になる点や、こうだったらいいのに、というご意見がありましたら、 ぜひ お問い合わせ からお気軽にお知らせください。